簿記2・3級試験を受験するにあたって、「ほかの人は、どんな勉強をしているの?」というのが気になるところですよね。
受験生の年齢は10代から70代まで幅広く学生・社会人・主婦・定年後の人などさまざまな人がいます。
年齢やライスタイル、生活環境などによってその人にぴったりな学習方法は異なるでしょう。
一般的な試験勉強の方法は、独学・通学・通信講座の3つになります。
自分に合った勉強方法を選ぶ
インターネットなどで調べると、「簿記3級なら合格率は平均40%ほどなので独学でも楽勝」「簿記2級・3級は独学でも合格できる」という意見も多く見かけます。
実際に、簿記に限らず資格取得を考えている社会人は、まず「独学でも合格できる?」と考えるようです。
やはり、1日のうち仕事にとられる時間が多いので、自分の好きな時間に自宅で勉強できる独学のほうがいい……と思うのでしょう。
けれども、勉強方法はイメージだけではなく、独学・通学・通信講座それぞれのメリットとデメリットを知ってから選ぶほうがおすすめです。
独学のメリット・デメリット
メリット
- 思い立ったその日にいつでも勉強をスタートできる
- 自宅で好きなときに勉強できる
- 必要なのは参考書と問題集くらいなのでお金があまりかからない
- 自分のペースで勉強を進めることができる
デメリット
- 意志を強く持たないと挫折しがち
- 仕事で忙しい、会社の飲み会があるなど何かと理由をつけてサボってしまう
- わからない箇所があっても誰にも相談できない
- 講師もライバルもいないのでモチベーションが下がりやすい
通学のメリット・デメリット
メリット
- ほかにも受講生がいるのでやる気が出る
- わからない箇所があれば講師に質問できる
- テキストや問題集選びに迷わずに済む
- 自分で勉強のスケジュールを組む必要がない
デメリット
- 時間を作って通学しなければならない
- 急な残業などで授業にいけないこともある
- 受講料が高い
- 勉強時間が固定されてしまう
通信講座のメリット・デメリット
通信講座のメリットは、自分で好きなときに自宅で勉強できる部分は独学と同じです。
そして、通学のメリットもプラスされます。
また、通信講座でDVDなどの教材が付いている場合、わからない部分は何度も繰り返して勉強できるのです。
つまり、通信講座は独学と通学の「いいとこ取り」の勉強方法といえるでしょう。
あとは、勉強するまでモチベーションを保ち続けるだけです。