簿記2級・3級の試験は、1年に3回開催されます。
たとえば、2019年なら6月9日・11月17日・2020年2月23日です。
そして、合格発表の日は受験した商工会議所によって異なりますが、だいたい試験日から17〜18日後に発表があり、その後半月ほど後に合格証書が発送されます。
そして、試験が終わると解答速報がすぐにリリースされるので、自分がどれくらいできたかを確認できるのです。
解答速報の入手方法とは
日商簿記試験の解答速報は、専門学校のサイトで公開されます。
例を挙げてみましょう。
資格の学校TAC
- 解答速報のPDFがダウンロードできる
- TAC動画チャンネル「Web解答速報会」の配信
- TAC講師陣による詳しい解答解説付きの模範解答集の無料送付
LEC東京リーガルマインド
- 解答解説冊子のPDFがダウンロードできる(受付期間内に要登録)
- 解答速報のPDFがダウンロードできる
- LEC講師による試験速報解説動画の配信
ユーキャン
- 解答速報のPDFがダウンロードできる
フォーサイト
- 解答速報のPDFがダウンロードできる
解答速報は、各スクールの受講生ではなくても自由に入手できます。
ただし、解答速報の模範解答例は各スクールの独自の見解に基づいて作成されているので、実際の解答と完全に同じではないこともあるのです。
あくまでも自己採点のために使うもので、合否を確定できるものではありません。
解答速報は見るべきか?
解答速報は、自己採点に使用することができますが、見るべきか見ても仕方がないのか……は、人によって意見が分かれるところです。
試験結果に自信がない人が解答速報を見て、たくさんの間違いを見付けてしまうと気分が落ち込むだけでしょう。
また、落ち込む程度ならいいのですが、人によっては「もう、受験をするのはやめよう」と、簿記資格取得そのものへのモチベーションも失うこともあります。
解答速報を見て、自分の間違ったところや弱点を確認したほうが「今回落ちても、次は絶対に合格するぞ!」とやる気が出る人なら、早めに自己採点してもいいでしょう。
見るべきか見ないほうがいいか、どちらが正しいということはないのでよく考えて自分で決めてください。